カーニバル:毎年2月に行われるカーニバル(謝肉祭)では、政治家やタレントなどの有名人を皮肉った歌を歌う「チリゴータ」と呼ばれるグループ達が、その優劣を競い合います。 また、独創性あふれる衣装をまとった「モモ」と呼ばれる道化の王と女王が選ばれ、パレードをしながらマラガ中を練り歩きます。カーニバルの盛り上がりが頂点を極めるのは、マラガ市民が積極的に参加する「カバルガータ(騎馬行進)」、そして「エンティエロ・デ・ボケロン(鰯の埋葬)」で幕を閉じます。 セマナ・サンタ:セマナ・サンタ(聖週間)は毎年春、3月もしくは4月に行われる宗教的な祭りです。 セマナ・サンタは「枝の主日」と呼ばれる日曜日に始まり、聖月曜日から聖金曜日までの5日間は深夜にいたるまで市内各所で行進が行われ、聖金曜日翌日の土曜日の行進はお休み、そして「復活の日曜日」の午前中の行進がセマナ・サンタの締めくくりとなります。 期間中は、「真の芸術作品」と呼ぶにふさわしい、美しい彫刻がほどこされたキリスト像や聖母マリア像を掲げた行列が、マラガの歴史と芸術のメッカである市内中心部を行進します。 この祭りで使用される「キリストの受難」をモチーフにした像は、100キロを超える重さのものもあり、これを担いで数時間にわたり行進する、信仰厚い人々が「キリストの受難」を追体験する姿は圧巻です。 この聖体行列の行進を一目見ようとするスペイン国内外からの見物客で、行進の行われる時間帯では市内中心部のほとんどの通りは埋め尽くされ、身動き一つできなくなるほどです。 フェリア: 毎年8月には行われるフェリアは、カトリック両王のマラガ征服を記念して行われる庶民の祭りです。 マラガ市民の老若男女はもとより、旅行者や外国人さえもが、会話そして踊りの輪に加わるマラガのフェリアは、そこにいる人全てが参加し、24時間連続で10日間にわたって行われます。 マラガのフェリアは毎年金曜日から始まります。このフェリアの開始を告げるのは、30分にわたって打ち上げられる光と音の感動的なスペクタクル。パルケ(公園)やプエルト(港)に続々集まる群衆は、古典音楽の心地よい調べを聞きながら、この開始を告げる花火を待ち構えています。マラガのフェリアの楽しみ方は2つ。セントロ(市内中心部)で行われる「午前の部」そして「夜の部」が行われるレアル(郊外)。いずれの会場にもひしめき合うほどのたくさんのカセタ(出店)が出ており、国内外からを問わず、立ち寄る人を招きいれ、きりっと冷えたおいしいマラガ・ワインと踊る喜びを分かち合っています。 フェリアではその他、乗馬による市内散策が楽しめます。御者が手綱を握る、格好いいアンダルシア産の馬での散策はフェリアならではの光景でしょう。フェリア期間中は、夜間のバススケジュールが設定されるので、レアルでの夜のフェリアを満喫することも可能です。「マラゲーニャ」「セビジャーナ」といった音楽を堪能しつつ、200を超えるカセタで楽しむマラガ・ワインの助けを借りたら、あと勇気を出すだけ、さあ!踊りの輪に飛び込みましょう。 公設のカセタでは、日替わりプログラムで行われる、とびきりのショーが無料で楽しめます。ショーの後は、フェリア会場の目抜き通り「カジェ・デ・ディアブロ(悪魔通り)」に設置された様々なアトラクションをどうぞ。ジェットコースターや回転木馬といった定番アトラクションをはじめ、スピードや落下の恐怖が味わえる、刺激的なアトラクションがいっぱいです。 ![]() マラガの街中が「お祭りモード」のフェリア期間中は、午前中はセントロのフェリアへ、夜はレアルのフェリアへと、そこにいる人々の一日もすっかり「お祭りモード」です。いかなる場所でもいかなる時も、マラガ市民もツーリストも一体となって、一日中おいしいワイン片手に踊り過ごすのです。 でも、眠くなったら迷わずベッドへ直行してください。目が覚めてもフェリアは続いていますのでご安心を!
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